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良いカウンセラーの特徴と選び方を徹底解説

更新日:2023年12月12日

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「良いカウンセラーの選び方は?」

「カウンセラーが合わないときの対処法を知りたい」

「そもそも良いカウンセラーの特徴とは?」

ストレスの多い現代。

SNSの普及も相まって、カウンセリングは以前よりも身近になりました。

とはいえ、まだまだ手軽な利用はほど遠く、精神的に悩んでいる方は多くいます。


そこで本記事では、良いカウンセラーの選び方について解説していきましょう。

最後には、安心できるカウンセラーの紹介も行っています。

現在カウンセリングを受けている方も、もし現状に不満がある場合は、ぜひ最後までご覧ください。


良いカウンセラーの特徴

まずは早速、良いカウンセラーの特徴について解説していきます。

ここでは、以下の6つについて見ていきましょう。


  • 心理学系の大学院を修了している

  • 公認心理師の資格をもっている

  • 臨床心理士の資格をもっている

  • 職能団体や学会に入会している

  • カウンセリングの価格が相場程度

  • 利用した相談者の感想を掲載していない


それぞれ確認してください。


特徴①心理学系の大学院を修了している

心理学系の大学院を修了しているカウンセラーは、専門的な知識とスキルを持っており、高いカウンセリングの質を提供することが期待できるでしょう。

大学院では、心理学の理論や研究に関する幅広い知識を獲得するだけでなく、個別のカウンセリング技術や臨床的なアプローチを磨きます。


大学院修了者は、個別のニーズや状況に基づき、適切なアプローチを選択し、個別の問題を解決する能力を持っています。

さらに、大学院での研究経験から得た批判的思考力や研究的アプローチも活かし、科学的根拠に基づくアプローチでカウンセリングに取り組める点は大きな魅力です。


特徴②公認心理師の資格をもっている

公認心理師とは、カウンセリングにおける国家資格です。

この資格を持つカウンセラーは、高い専門性と厳格な倫理・法規定に基づくカウンセリングを提供できます。

公認心理師になるためには、国家試験の合格と実務経験が必要で、適切なトレーニングと監督のもとで熟練したカウンセリング技術を獲得していることが証明されます。


公認心理師は心理学の知識、評価、診断、治療についての専門的な知識を持っており、倫理的なガイドラインに従って行動する点も特徴です。

その知識とスキルは、個別のニーズに合わせて的確なサポートや治療を提供するために活用されます。

公認心理師の資格は、カウンセリングの質と安全性を確保するための重要な指標となります。


特徴③臨床心理士の資格をもっている

臨床心理士の資格を持つカウンセラーも、高いレベルの専門性と臨床的な経験を持ち、個人やグループに対する効果的な心理療法を提供する能力を持っています。

臨床心理士資格は国家試験ではありませんが、試験の受験資格には大学院での専攻が含まれており、その専門性や知識は非常に高いといえるでしょう。


彼らは心理的な問題や疾患の評価、診断、治療に関する豊富な知識と技術を持っており、個別のニーズに合わせた総合的なアプローチで対応します。

カウンセリングの安全性と有効性を確保し、クライエントの心理的な健康と幸福をサポートします。


特徴④職能団体や学会に入会している

職能団体や学会に入会しているカウンセラーは、専門的なスキルと知識を継続的に向上させることに注力しています。

これらの団体や学会は、カウンセラー同士の交流や情報の共有を促進し、最新の研究や技術を有していることがほとんどです。


また、職能団体や学会は、カウンセラーにとって重要なリソースやサポートシステムも提供しており、専門的な発展と成長を促進するために活用されています。

その結果、入会しているカウンセラーは、最新のトレンドやベストプラクティスに基づいた高品質なカウンセリングを提供できるといえるでしょう。


特徴⑤カウンセリングの価格が相場程度

良いカウンセラーの特徴のひとつが「カウンセリングの価格が相場程度であること」です。

これは、適正な価格設定が行われており、クライエントにとって負担なく利用できることを意味します。

カウンセリングは専門的なサービスであり、カウンセラーは高いレベルの専門知識やスキルを持っています。


しかし、適正な料金設定は、クライエントがアクセス可能であることを保証するために重要です。

良いカウンセラーは、クライエントの経済的な状況を考慮し、適切な価格を設定することで、クライエントとの関係を構築し、長期的なサポートを提供します。

価格が相場程度であることは、クライエントの利益を尊重し、カウンセリングの普及を促進する重要な要素です。


特徴⑥利用した相談者の感想を掲載していない

良いカウンセラーの特徴のひとつが「利用した相談者の感想を掲載していないこと」です。

これは、個人情報の保護やクライエントのプライバシーを尊重していることを示しています。


相談者の感想を掲載することは、クライエントの匿名性や秘密保持に反する可能性があるため、良いカウンセラーはそれを避けることがあります。

代わりに、クライエントのプライバシーを尊重しながらも、信頼できる評判や専門的な経歴に関する情報を提供することで、クライエントに安心感と信頼性を与えることが重要です。


カウンセラーの選び方

ここからは、カウンセラーの選び方について見ていきましょう。

基本的には、以下の3つが挙げられます。


  • プロフィールで選ぶ

  • 年齢や性別で選ぶ

  • 価格で選ぶ


それぞれ確認してください。


プロフィールで選ぶ

カウンセラーを選ぶ際に、プロフィールを参考にすることは重要です。

プロフィールには、カウンセラーのバックグラウンドや専門性、資格などの情報が掲載されています。

これにより、クライエントはカウンセラーの経験や専門知識が自分のニーズに適しているかどうかを判断できます。


また、プロフィールにはカウンセラーのアプローチや治療方法についての情報が含まれている場合もあり、これによって相性の良いカウンセラーを見つけることができるでしょう。

プロフィールは、カウンセラー選び重要な参考情報であり、クライエントが安心して適切なカウンセラーを選ぶための手がかりです。


年齢や性別で選ぶ

カウンセラーの選び方のひとつに、年齢や性別を考慮することがあります。

年齢や性別は、クライエントとの関係や信頼関係に影響を与える要素です。

特定の性別や年齢のカウンセラーに対して、クライエントがより安心感を持ち、感情を共有しやすいケースもあります。


性別や年齢がクライエントのテーマや問題に影響を与える場合もありますので、その点を考慮することも重要です。

ただし、選択基準としてもっとも考慮するべきはカウンセラーの資格や経験、専門性であることは押さえておきましょう。

とはいえ、最終的には自分自身が快適で信頼できるカウンセラーを選ぶことが大切です。


価格で選ぶ

カウンセラーの選び方のひとつに、価格を考慮することがあります。

価格は、クライエントがカウンセリングを問題なく継続するためにも重要な要素であり、自分の予算や経済的な制約に合わせた選択をする必要があります。

ただし、価格だけを基準にすると、カウンセリングの質や専門性を見落とす恐れがあるでしょう。


良いカウンセリングはクライエントの健康や幸福に直接かかわるもののため、価格よりもカウンセラーの経験、専門的なバックグラウンド、信頼性を優先することが重要です。

クライエントにとって経済的に負担の少ない選択肢を探すことも大切ですが、価格だけを頼りにするのではなく、バランスを取る必要があります。



カウンセラーが合わないときの対処法

最後に、カウンセラーが合わないときの対処法について解説していきます。

主な対処法は以下の3つです。


  • カウンセラーに不満を話す

  • 担当の変更を依頼する

  • 別のカウンセリングサービスを利用する


それぞれ見ていきましょう。



カウンセラーに不満を話す

カウンセリングにおいて、クライエントとカウンセラーの相性が合わない場合があります。

このような場合、カウンセリングの効果が薄れる可能性があるので、適切な対処法を考える必要があります。


ひとつの対処法として、カウンセラーに不満や問題点を話すことが挙げられます。

まずは、自分の感じた不満や心配、疑問を率直にカウンセラーに伝えることが重要です。

カウンセラーはクライエントの声を真摯に受け止め、対応してくれるでしょう。

話し合いを通じて問題点を解決し、カウンセリングの質や効果を向上できるかもしれません。

しかし、自分自身の感情や意見を認識し、自分自身が望む改善や解決策を明確にすることも重要です。


カウンセラーとのコミュニケーションを通じて、調整や変更ができれば理想的ですが、それでも満足な解決策が得られない場合は、他のカウンセラーや専門家を探してみることも検討してみてください。

カウンセリングはクライエントのためのものであり、自分自身が納得できる選択をすることが大切です。


担当の変更を依頼する

カウンセリングにおいて、クライエントとカウンセラーの相性が合わないことは時々あります。

このような場合、クライエントは迷わず担当の変更を依頼しましょう。

カウンセラーが合わないと感じる理由はさまざまですが、相互の信頼や安心感が欠如している場合や、クライエントのニーズや問題に適切なアプローチがされていない場合が考えられます。


クライエントは、自分自身に合ったカウンセラーとの関係を求める権利がありますので、問題や不満をカウンセラーに話し、担当の変更を依頼することは選択肢のひとつです。カウンセリングセンターや機関によっては、担当の変更に柔軟に対応してくれる場合もあります。ただし、担当の変更をする場合には、その理由を明確に伝えることが大切です。


別のカウンセリングサービスを利用する

カウンセリングにおいて、クライエントとカウンセラーの相性が合わない場合や、クライエントのニーズや問題に適切なアプローチがされていないと感じる場合、別のカウンセリングサービスを利用することも検討しましょう。

もし現在のカウンセリングの効果が薄いと感じた場合、他のカウンセリングセンターや専門家を探してみることがひとつの選択肢です。


別のカウンセリングサービスを利用することで、新たな専門知識やアプローチを得ることができるかもしれません。

また、新しい環境やカウンセラーとの出会いも、クライエントの成長や変化につながる可能性があります。

ただし、別のカウンセリングサービスを利用する際には、自分のニーズや目標に合った専門家を選ぶことが重要です。



良いカウンセラーの選び方のコツはプロフィールをよく見ること

良いカウンセラーを選ぶ際のコツのひとつは、プロフィールをよく見ることです。

プロフィールにはカウンセラーの経験や専門性が記載されており、自分のニーズに合ったカウンセラーかどうかを判断する材料となります。

プロフィールにはカウンセラーのアプローチや理念も記載されていることも多く、自分と共感できるかどうかも確認できます。


気になる場合は、年齢や性別を頼りに選ぶのも良いでしょう。

プロフィールをよく見ることで、クライエントのニーズや目標に適したカウンセラーを見つけることができます。

また、もしカウンセラーに不満がある場合は、思い切ってカウンセラーを変更してみましょう。

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