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カウンセリングに行きたくない理由とポイントを解説

更新日:2023年12月12日



「カウンセリングが信用できない・行きたくない理由は?」

「カウンセリングの効果や受ける際のポイントを知りたい」

「カウンセリングに抵抗感がある人は多いの?」

ストレスの多い現代。

SNSの普及も相まって、カウンセリングは以前よりも身近になりました。

とはいえ、まだまだ手軽な利用はほど遠く、精神的に悩んでいる方は多くいます。


そこで本記事では、カウンセリングと抵抗感について、網羅的に解説していきましょう。

最後には、安心できるカウンセラーの紹介も行っています。

現在カウンセリングを受けている方も、もし現状に不満がある場合は、ぜひ最後までご覧ください。


カウンセリングに抵抗感がある人は多い

ある調査では、仕事について「ストレスを感じる・感じたことがある」人は、全体の約9割という結果が出ています。

にもかかわらず、実際はカウンセリングに抵抗感を持つ人が多いというのが現状です。

それにはいくつかの理由・背景が挙げられています。


まずは、メンタルヘルス不調への対処法として「自力での対処」や「家族への相談」を想定している人が多く、心療内科や精神科は頼りにはされている反面、対処法の第一選択肢とはなっていないこと。

また、同調査内で「薬」「費用」「診断それ自体」にネガティブなイメージを持っている人が多いことも起因していると報告されています。

さらに「仕事を続けながらの治療についてはやや否定的な評価をする人が多い」ということも判明しました。


以上のような理由から、カウンセリングに抵抗感がある人は多く、必要な人全員に行き届いていない現状があるといえます。


カウンセリングに行きたくない理由

ここからは、さらに具体的な「カウンセリングに行きたくない理由」を見ていきましょう。

よく聞かれる意見としては、基本的に以下の5つが挙げられます。


  • 話すことがないから

  • 初めてで緊張している

  • 悩みに向き合いたくないから

  • カウンセラーを信用できないから

  • カウンセリングに行く時間がないから


それぞれ解説していきます。


話すことがないから

カウンセリングに行きたくない理由のひとつとして「話すことがないから」という理由があります。

これは、自分の人生や心の中でとくに話すべきトピックや問題がないと感じている場合です。


しかし、カウンセリングはただ話す場ではなく、自己探求や感情の整理、目標の設定など、さまざまな意味での成長や発見ができる場でもあります。

また、カウンセラーは話すきっかけや方向性を提供してくれるため、話すことがなくても利益を得られます。


初めてで緊張している

カウンセリングに初めて行く不安や緊張は非常に自然な感情です。

新しい経験や他人に自分の内面を明かすことへの心理的な抵抗感から生じます。


しかし、カウンセラーは信頼できる専門家であり、あなたの不安や緊張を理解しサポートしてくれます。

初回のセッションでは、カウンセラーとの関係を構築するための時間が与えられ、自分のペースで慣れていくことができます。

緊張は自然な感情であり、カウンセリングで成果を出すためにも一歩を踏み出しましょう。


悩みに向き合いたくないから

カウンセリングに行きたくない理由のひとつに「悩みに向き合いたくないから」があります。

悩みや痛みを直視することは私たちにとって困難なことであり、避けたくなるものです。


しかし、悩みを無視することは解決にはならず、長期的には心の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。

カウンセリングでは、そうした悩みや感情に向き合い、受け入れる力や解決の方法を見つけるサポートを受けることができます。

悩みに真正面から向き合って解決へと進むためにも、カウンセリングは有益な手段です。



カウンセラーを信用できないから

カウンセリングに行きたくない理由のひとつとして「カウンセラーを信用できないから」というものがあります。

信頼(心理学ではラポールという)はカウンセリングの成功において非常に重要な要素です。


しかし、カウンセラーを信頼できない理由はさまざまで、過去のトラウマの経験、信頼関係の築き方に対する個人的な感覚、他の人との関係での傷付きの経験などによるものが多いです。

信頼は時間とともに構築されるものであり、適切なカウンセラーを見つけるためには複数のセッションを経る場合もあります。

カウンセリングに行く際には、自分に合ったカウンセラーを選び、信頼関係を構築することが大切です。



カウンセリングに行く時間がないから

カウンセリングに行く時間がないという理由は、忙しい日常生活において一般的なものです。


しかし、時間を割くことは自身のメンタルヘルスをケアするために重要です。

カウンセリングはあなたの時間とエネルギーを投資する価値があり、将来的には生産性と幸福度を向上できます。

時間を作るためには、時間の管理や優先順位の見直しを行い、自分自身のケアを優先することが必要です。

また、オンラインカウンセリングという柔軟な選択肢もあります。

心のケアはあなた自身の健康と幸福のために最重要と考えてください。



カウンセリングの効果

カウンセリングの効果でもっとも早く実感できるのが「カタルシス効果」でしょう。

これは、言葉としてしっかりアウトプットすることでネガティブな気持ちが緩和される効果のことで、学術的にも認められています。


そのほかにも「解決に向けた気づきを得られる」という効果が期待できるでしょう。

また、カウンセリングは必要に応じて医療や福祉との連携をしたり、心理検査を通して自己理解や治療を推し進めたりといった役割もあります。

カウンセリングでは、長期的かつ根本的解決が望めます。


カウンセリングを受ける際のポイント

次に、カウンセリングを受ける際のポイントを紹介します。

ここではとくに効果のある以下4つについて解説していきます。


  • 即効性を期待しない

  • 無理に話す必要はない

  • 事前に話す内容を整理しておく

  • 自分に合ったカウンセラーを選ぶ


それぞれ確認してください。


即効性を期待しない

カウンセリングを受ける際、即効性を期待することは避けるべきです。

心の問題や悩みは長い時間をかけて形成されたものであり、それを解決するには時間も必要です。

カウンセリングの本質はプロセスにあり、自己理解や変化に時間がかかることがよくあります。


即効性を求めると結果に焦り、挫折感を感じることもあります。

むしろ、カウンセリングを受けることで自己成長や変化のプロセスに目を向けることが重要です。

ゆっくりと向き合い、自分自身のペースで進めることが大切です。


無理に話す必要はない

カウンセリングでは、無理に話す必要はありません。

カウンセラーとの信頼関係を構築しながら、自分のペースで話すことができます。

無理に話すことで精神的な負担を感じる場合は、カウンセラーにそれも伝えてしまうと良いでしょう。


カウンセラーは無理に話させるのではなく、サポートし、受け入れてくれます。

自分が話すことに準備ができるまで待つことは完全に正常であり、自分のペースで進めることが重要です。


事前に話す内容を整理しておく

カウンセリングを受ける際、事前に話す内容を整理することは効果的です。

自分の感情や悩みを整理することで、カウンセラーとの対話がより有意義になります。

具体的な事例や感じ方、目標などを整理しておくと、カウンセラーも的確なアドバイスや支援を提供しやすくなるでしょう。


また、話す内容を整理することで自分自身の気づきや思考の整理にも役立ちます。

事前に話す内容を整理しておくことで、より有意義なカウンセリングセッションを過ごすことができますよ。


自分に合ったカウンセラーを選ぶ

カウンセリングを受ける際、自分に合ったカウンセラーを選ぶことが重要です。

カウンセラーの専門性や経験、対応スタイルが自分に合っているかを考慮しましょう。


また、人柄や相性も重要です。

信頼関係を築けるかどうかがカウンセリングの成果に影響を与えます。

初回の面談や無料相談を利用して、自分との相性や感じ方を確認することがおすすめです。

自分自身と共感が生まれるカウンセラーを選ぶことで、より効果的なカウンセリングを受けることができます。



オンラインカウンセリングもおすすめ

オンラインカウンセリングは場所や時間を選ばずに受けられるため、忙しい人や遠方に住んでいる人にもおすすめです。

自宅や職場でプライバシーを守りながらカウンセリングが受けられ、交通費や移動時間もかかりません。

オンライン上でも効果的なセッションが行えるため、気軽に利用できるカウンセリングの形式といえます。


カウンセリングが信用できない人はカウンセラーが合っていないのかも

カウンセリングを信用できない場合、それはカウンセラーとの相性や信頼関係の問題かもしれません。

自身が納得いくまでカウンセラーとの対話を重ね、相性が合わず信用できない場合は他のカウンセラーを試すべきです。


適切なカウンセラーとの関係構築が重要で、信頼できる関係ができたときにカウンセリングの効果が最大化されます。

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